第三章 音を録ってみる


■ハードディスクレコーディング・part1

ハードディスクレコーディングはパソコンのハードディスクにデジタル音声録音をすることです。今までのデジタル音声録音はデジタルオーディオテープに録音されていました。その頃はまだパソコンに直接録音することが難しくデジタルオーディオテープ録音が主でしたが、最近のパソコンのハードディスクの大容量化と、処理能力のアップでパソコンで音声をより気軽に扱うことができるようになりました。そのおかげで、いままでのアナログ録音ではできないような特殊な音声処理をほどこすことができるようにもなりました。ハードディスクレコーディングはアナログテープの編集やデジタルオーディオテープの編集と違い、手間や時間を掛けずに編集作業ができます。アナログテープの頃は、楽器などの音声を重ねて録音するためにはそれぞれの楽器のタイミングを合わせ演奏を録音しなければならなく手間がかかりました。ハードディスクレコーディングではコピーアンドペーストで繰り返しのフレーズをつくるような作業などをアナログテープでおこなう場合では実際に録音テープをハサミでちょきちょき切り刻んでばらばらにして、また再び録音テープをつなぎあわせて繰り返しのフレーズをつくらなければならなく大変手間のかかる編集作業になってしまいます。しかしハードディスクレコーディングでは、楽器のタイミングなども録音後に手直しが可能でいくらでも再編集ができ、アナログ編集では色々と難しかった特殊な編集作業も楽にすばやくできるようになりました。