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サンプラーはサンプリングした素材音をそのまま使うことはありません。
ほとんどは何らかの加工を施してから使います。
ワンショット・One Shot
ドラムなど打楽器音は、音がでた後、短時間で自然に消えてしまいます。このような音はサンプラーの得意とする音で鍵盤やスイッチを押すことで取り込んだ素材音を鳴らすことがワンショットサンプリングです。古典的なワンショットとしては、オーケストラヒットがその一つになります。

ループ・Loop
木管、金管、弦楽器、コーラス、パイプオルガンなどの音が伸びる楽器はサンプラーで鳴らすとき、鍵盤をずっと押さえている間、ずっと鳴り続けなければなりません。そこで一定の長さをサンプリングして、その部分を繰り返すことで鳴り続けさせるのです。

エンベロープ・Enveloping
ストリングスのアタックをスローにしたり、衝撃音を作ったりなど、アタックタイム、ディケイタイム、リリースタイムなどのエンベロープをコントロールすることができます。
リバース・Reverse
アナログテープを逆回転させて、新しい音を作り出していました。この手法をデジタルで行うことを リバース・Reverse といいます。メモリに記録された素材音を、逆に読み出すことができます。例えば、減衰音をリバースして途中のポイントから正方向に切り換えると
、除々に大きくなって途中から除々に消えていく効果をつくりだせます。

クロスフェード・CrossFade
強く弾いた音色と弱く弾いた音色のみを素材として使い、強弱の変化量に従ってミックスするバランスを変える方法が、クロスフェードです。

フィルタリング(音質加工)
デジタルフィルターを使い、強い演奏をした時にできる「明るい音色」の素材音を用意しておきます。強く弾かれた時はフィルターを開いて倍音を多くし、弱く弾いた時にはフィルターを閉じて、音をこもらせることによって、自然音に近い強弱表現を得ることができます。
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